弁護士 河西 智之(フラクタル法律事務所)

肖像権・著作権等に関する問題

スポーツ選手は、所属するチームと選手契約を締結します。それにより、スポーツ選手の肖像権は、一個人のものではなく、チームが対価を支払って得る無形財産にもなります。 そのため、スポーツ選手の肖像権をどのように取り扱うかについては、チームと選手間であらかじめ取り決めておく必要があります。

スポーツ選手の肖像権は、チームの宣伝広告として利用されるのみならず、チームが制作するグッズやデジタルアイテムなどにも活用されます。
グッズ販売などによってチームが収益を得ることから、チームと選手間でも、グッズ販売などによって得られた収益のうちどの程度を選手に分配するかということなどを事前に取り決めておく必要があります。

その他、スポーツチームは、宣伝広告などを行うために様々な著作物も制作する場合が多いです。その際も、著作物の権利の所在について、きちんと事前の管理・確認を行なっておくことが重要です。

このような権利関係については、必ずしも法律で明確に取り決められているものばかりではなく、双方の合意がなければ所在が曖昧になる場合もあります。

思わぬトラブルに巻き込まれないよう、権利関係については、設計段階から細心の注意を払っておく必要があります。

フラクタル法律事務所では、スポーツチームの経営に携わり、実際にスポーツチームが制作・保有するコンテンツについて精通している弁護士が、早期の企画段階からアドバイスをしております。
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弁護士 河西 智之(フラクタル法律事務所 茨城県弁護士会所属)